今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
早くもネタに詰まってますけど、こんにちわ!
そんなところにHatena Blogからの助け舟があったので思いつくままに書き綴ってみようかと思います。
早速、今週のお題「人生に影響を与えた1冊」について。
第一印象が「チャっラっっ!」と言われる率78%の僕ですが、スイッチが入ると(薄めの)文庫本1冊くらいなら、徹夜で読破するくらいには読書家だったりします。
そんな中で影響を与えられた1冊が、野沢尚「龍時03-04」です。
これ、サッカー小説です。(詳しくはググってwikiとか見てください。)
当時、中学生か高校生くらいだったと思うんですが、帰宅部のくせにサッカー大好き!っていうチャランポランな僕にはぴったりだったんです。
この本に影響された…というか、今でも仕事で壁にぶち当たった時とか、プライベートで打ちのめされたりした時に思い出す言葉がありまして。
「我が魂よ、不死を求むることなかれ、ただ可能の限界を汲みつくせ 。」
はい、これです。いかにも厨二心をくすぐりますね。
読後しばらくは、野沢尚さんの考えた言葉かと思ってたんですが、ググったら古代ギリシャの詩人、ピンダロスの言葉なそうです。
作中でも大事な場面で使われる言葉で、すごく心揺さぶられたんですよ。
「どうせさー、いつか死んじゃうわけじゃん?だったらできること限界までやってみたらいんじゃね?」という解釈なんですが。(あってるかは知りません。)
自分の出来る範囲の限界ですよ。
過去でも、未来でもなく、「今現在のできること」なんですよ。
この言葉を知ってから10年以上経ってるんですけど、 勉強にしろ、仕事にしろ、苦しい時に思い出すようにしてます。
まぁ、限界を出せばいいものができるというほど、社会って甘くなかったりもしますけど、「限界を尽くさなければ人としてのレベルアップ」はないんじゃないかな?と思います。
ちなみにこの本ですが、シリーズどれ読んでも面白いです。
野沢尚さん、急逝されたのが本当に悔やまれます。
マンガにもなっていますんで、「あー、小説とか読む気しねぇわ。」って方にはそちらおすすめします。
って、よく考えたらマンガにこの言葉出てこねえわ。